タケノコ(笹竹・ネマガリダケ)採り2021

昔から山菜には「冬の間にたまった毒を体外に出す作用がある」なんて言われている。
医学的根拠や真偽はどうでも良い。

Twitterで毒を吐くより、山に行ってストレスを出した方が良いと思うのでした。

まぁ実際繊維質豊富な山菜を食べると便通も良いし、適度な運動は体調もとてもいいしね。
やる気が出て元気になる効果があるのは間違いない!

・・・と平日の出勤前にも山菜採りに行っている自分を正当化しておこう^^;

さて、例年ならアイヌネギ(行者ニンニク)の次に採れる山菜はウドなのであるが、今年はちょっと様子が違う。

雪が少ないエリアと多いエリアが極端に分かれていたせいか、場所によって「例年より早い山菜」と「例年より遅い山菜」があるようだ。
札幌は雪が少なかったのに、ほんの30kmぐらいしか離れていない岩見沢~美唄は大雪だったりとかね。

という事でいわゆるササダケとかネマガリダケと言われる北海道のタケノコを採りに行ってきました!

例年より10日ほどはやいんじゃないかな。
まだ早いけど様子を見に行こうと思ったGW最終日に出始めのものが採れだした。

上の写真は採りながらiPhone撮影した画像。
そんなに大変そうに見えないかも知れないけど・・・・。

実はこれは這いつくばった状態なのでそれほどしんどく見えないだけ。

ちょいと目線を上げるとこんな感じで自分の背丈以上の笹の密林なのである。

Goproもどきのアクションカメラで撮影した画像がこちら。
こんな感じで手や足で笹をかき分けかき分け少しずつ進んでいくのが中々しんどい。

そして実は中まで進んでしまうとまだマシで、林道わきの入り口付近が一番大変。

密集している笹の中を姿勢を低くして入っていくのだが、最初に「ヨシッ!!頑張るか!!」と自分自身を鼓舞しないと笹漕ぎの勇気が出てこない(笑)

いつだって最初はワクワクより憂鬱な気持ちが勝っていたりします^^;

まぁそれでもタケノコを見つけるとそんな最初の憂鬱な気分は吹っ飛ぶんだけどね。

見つけた時の嬉しさと、この「ポキッ」と土の中から折れる時に手に伝わる感触。

美しい・・・そして楽しい^^
食べるのももちろん好きだが、私にとっての山菜の魅力はこの瞬間!

この「見つけてから採るまで」がたまらなくて山に行くのである。

時々写真や動画を撮りながら適度に採る。

「撮りながら採る」のが楽しいけど、以前に何度か携帯を落としているから気をつけなくちゃね^^;

今年はなんだか例年より太いものが多い気がする。

早く出るシーズンは太いものが多いとか?
良くわからないけどシーズン初めの札幌近郊エリアにしては良い型が採れて嬉しい^^

茹でたものを皮をむいて水にさらして半日から1日。
アクが抜けたら食べごろ。

味噌マヨネーズでそのまんま食べるのが手軽だけど、天ぷらやら炊き込みご飯も美味しい。

実はグリルや炭火で焼いた焼きタケノコが一番好きなのだが、実家の大人数では追い付かないので熱々のホットプレートで一気に焼く。

これも美味しいのだが・・・。
食べるのに夢中で写真を撮り忘れた^^;

各自食べるときに勝手に皮をむくので下処理がいらないのが利点。

山の神様からのおすそ分け・・・。
今年も美味しく楽しくいただいております。

今年はこの後、遅れていたウドが採れるだろうし、ワラビのシーズンもやってくる。
あと1ヶ月ぐらいは朝活で山菜採りが楽しめるシーズン。

身体の毒が翌日出たかどうかはわからないけど、少なくとも心の毒は抜けた気がする。

「今日の一言」
  山菜を
    採って心の
      デトックス

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