大分のソウルフードうどん「鳴門うどん」を食す

地方に行くとその土地の美味しいものを食べたいのはもちろん「ソウルフード」と呼ばれるものを食べたくなる。
ロードサイドには全国区の牛丼チェーンやカレー店などに交じって、そのエリアだけのチェーン店などが存在する。

札幌で言えば餃子の「みよしの」なんかがそうだし、帯広だったら「インデアンカレー」なんかがそれに当たると思う。

別府の街を走っていると「うどん店」が多いことに気が付いた。
うどんが好きな県民性なのかも知れない。

で、調べてみるとあるじゃない!
「鳴門うどん」という大分を中心に店舗展開しているお店が!

1玉でも2玉でも3玉でも値段は一緒!
もうね、このキーワードだけでテンションが上がる!

そういえばその昔函館にも「得得うどん」というお店があって、同じく1玉~3玉まで同じ値段だった。
常に空腹だった学生時代は夜中でも平気で3玉のうどんを食べに通ったなぁ・・・。

そんな事を思い出しつつ入店し、メニューをみると値段が安っ(*o*)
かけうどんで330円(※税別)、ごぼう天うどんでも420円?

3玉でもこの値段?
マジか!?

うどんだけじゃなくそばもあるのね。

値段もメニューもうどんと一緒。

そしてセットメニューがまた安い!
かつ丼とごぼう天うどんのセットが750円??

という事で注文したのは肉ごぼう天うどん。
どうやら肉うどんが中でも人気メニューらしい!

「鳴門」という響きから「四国?そっち方面の味わい?・・かな?」
鳴門市は讃岐うどんの本場香川県の近くの徳島県にあるし、きっとコシの強い讃岐うどんのような感じなんだろうな・・・と勝手に思っていた。

柔っ!(*o*)

というかフワフワした食感。
博多うどんのそれと近い感じで柔らかい。

一口目が想像と違ったのでびっくりはしたが、これ大好き!!^^

そしてこのお出汁!
昆布の良く効いた出汁にカツオ風味、それを薄口醤油で仕上げた、いわゆる西日本の王道系とでもいうのでしょうか。

日本人ならみんな大好きな出汁の美味しさ!
それをちょっと甘めに仕上げているのが鳴門うどんのオリジナルなんでしょう。

いや、これホントに美味しい!

で、もう一杯は冷たいうどん。

ごぼう天うどんのぶっかけを冷たいやつでいただきました。
税別490円!!

このごぼう天が美味しい^^

九州ではわりと当たり前にあるごぼ天。
札幌の立ち食いそばとかのお店でももっと出して欲しい。

はい、冷やすことで適度なコシが出てこちらも美味しい。

個人的には温かいうどんのフワフワ感にはまったなぁ・・・。

今回は1玉のオーダーだったけど・・・。
「もし次回訪問することがあれば絶対2玉以上を食ってやるっ!!」

そう決意してお店を出ようとしたら・・・。

カウンター近くにこんなものを発見!

おでんがあったんかーい!!

入店と同時に奥の座敷に通されたので全然気が付かなった。

これも食べてみたかったね。
うどんが出来上がるまでおでんをつまみながら待つ・・・そんなん楽しいに決まっているじゃん。

調査不足をちょっと後悔。

大分県で店舗展開している鳴門うどん。

こんなもん身近にあったら当然通うし、もし子供の頃から食べていたら、間違いなくソウルフードになるわ!
地元の人にしてみたら「日常食」なんでしょうね。

そういえば東京に転勤になった時に
「ええ?みよしのって東京に無いの?(*o*)」
と驚いたことを思い出した^^;

身近な日常食が時に地元だけのものだという事に気づいていない事もあるよね。

大分県民がちょっとうらやましくなった。
他の地域で店舗展開する計画があるのかないのか知らないけど・・・大阪や東京をすっとばして、いきなり札幌に進出して欲しい(笑)

DATA
鳴門うどん
やまなみ店
別府市大字鶴見38-1

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