麺と神の子~麺鍾馗セカンドブランド?スピンオフ?~

東区の名店「麺鍾馗(めんしょうき)」が中央区に進出!

店名は「麺と神の子」
同店のSNSを見ると「スピンオフ」と書かれていた。

いわゆるセカンドブランドなんだろうけど、スピンオフって表現面白いね^^
ある意味ものすごい速度で回り続けている「麺鍾馗」、その遠心力の強さからスピンオフが生まれるのも頷けるってもの。

日本では映画やドラマで「本編と関係はあるが直接的な続編ではない作品」という意味で良く使われる表現。
どんな違った作品を見せてくれるか楽しみ^^

ラーメンは「背脂醤油」「鶏塩白湯」、つけ麺は「三大昆布水つけ麺」
それと鍾馗丼やチャーマヨ丼というドンブリメニューが並ぶ。

つけ麺は落ち着いてからの提供となるそうです。

さて、まずは背脂醤油!

セラブラノ神というスーパー人気店を京都で立ち上げた店主さん。
札幌でもその背脂を使ったすげーラーメンを提供し、オープン直後から話題をかっさらった伝家の宝刀「背脂」。

一度でもそのラーメンを食べた事のある人なら、見た目だけでワクワクするよね。

その背脂醤油、鍾馗では動物系スープに煮干し系の香るスープだったが、こちらの麺と神の子では魚介は節系の香りが強い。
鯖節や鰹節などかな?
日本人なら大好きな和テイストの強めの風味。

これに背脂の甘さにキリッとした醤油の香りが加わると・・・・

抜群に美味い!!(*o*)

ちょっとびっくりするぐらい美味しい!

あわせる麺はさがみ屋製麺の麺。
平打ちの薄めの麺を手もみして提供される麺はピロピロとした食感。

この麺もすげー美味しいの!

背脂醤油というメニュー名を聞いた時点では「なるほど鍾馗の人気メニューをそのまま出すのね」と思っていた。
だって、多くの人が高く評価している実績ある味なのだから・・・。

ところが、違う出汁感に違う麺・・・新しいチャレンジをするあたりがやっぱりすごい!
やっぱり遠心力強めですね(笑)

こちらは鶏塩白湯。

少し泡立った白さの際立つスープ。
散らされた油やネギの青さ、チャーシューのピンク色にブラックペッパーの黒いアクセント。

白いキャンバスに映えるね。

で、見た目のカラフルさだけじゃない。

鶏白湯がベースなのは名前の通りだが、昆布や魚介の風味?
ほのかな柑橘系の香りや、ペッパーの風味など味も香りも今まで味わったことの無い味わいに感動!

聞くとこのオイルはレモンを使ったレモンオイルらしい。
レモンをオイルにするって発想も遠心力強め(笑)

こちらはもっちりした麺でこのスープに良く合う。
これもさがみ屋の渾身の作のようだ。

チャーシューはあえての薄めのスライス。
柔らかくてこんなに薄いのに噛みしめると肉の旨味があふれてくる。

一つ一つにこだわりが感じられるね!

鍾馗丼ハーフに・・・

チャーマヨ丼ハーフもいただいちゃいました!

見て!
この卵の黄身の美しさ・・・。

え?これって崩しても犯罪じゃないの?
ってぐらい黄身をつぶすのがためらわれるぐらいの美しさ!

いや、もちろん黄身はつぶすけどね(笑)

甘辛く味付けされたチャーシューに黄身を絡めるととてつもなく美味しい!!

そしてチャーシューにマヨネーズ・・・。
こっちも犯罪級の美味しさ!

チャーシューにマヨネーズ・・・。
犯罪ではないけど、罪悪感は感じるよね^^;

ダイエット中の方は「神」に・・・いや神の子に許しを乞いましょう!

そこかしこに愛を感じるお店。
美味しいだけじゃなく接客も雰囲気も二重丸!
居心地もいいのが嬉しい。

落ち着いたらつけ麺も提供されるらしいけど・・・。
落ち着く事なんてあるんだろうか?^^;

会社の近くにオープンしてくれてとても嬉しい!
ただ、この場所でこの味・・・。
ランチタイムは行列必至だろうなぁ。

それでもこれだけのものが食べられるなら並ぶ価値があるってもの。

ようこそ中央区へ!
そして中央区に来てくれてありがとう!!

DATA
麺と神の子
北海道札幌市中央区北1条西7丁目1−3 EXYビル 1階

「今日の一言」
  神の子の
    降臨嬉し
      我が町に

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