北海道胆振東部地震

北海道胆振東部地震

聞いたことのない「地鳴り」の音で目が覚めた。 部屋の中が揺れているが揺れはそれほど大きくはない。 だが、不気味な音はこれから大きく揺れる事を予感させるには十分だ ...

北海道胆振東部地震

ベランダから外に出て見ると、チラホラと明かりが見えてほっとした。 (あー、この建物だけの停電かもな) と思ったのだ。 すぐにその甘い考えは吹き飛ぶ。 いつも見え ...

北海道胆振東部地震

拙宅から徒歩数分のところに住む両親。 そのわずか数分の距離が今日はやけに遠く感じる。 懐中電灯で足元を照らしながら、まるで田舎の砂利道を歩くような足取りで歩んで ...

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夜の闇はこんなにも深かったのか・・・。 都会に住んでいると忘れがちだが、改めて夜の暗さを実感した。 頼りない蝋燭の炎だけを頼りに身を寄せ合う。 だが、一方で家族 ...

北海道胆振東部地震

日の出の時刻が近づきようやく辺りが明るくなってきた。 それだけで、気持ちも随分と楽になってきた。 そこで、実家近くの自分のマンションに食材を取りに行くことにした ...

北海道胆振東部地震

情報収集の主なものはラジオとネットだった。 ラジオを流しながら、Twitterなどで情報を集める。 そんな中、学生時代の同級生から流れてくるグループLINEの情 ...

北海道胆振東部地震

朝食を終えて、ロウソクもそろそろ不要になったころ、姉が思い出したようにランプを持ってきた。 そういえば姉は中学生頃からランプ集めが趣味で、大人になるころには飾り ...

北海道胆振東部地震

こういう時は「いつもと変わらない出来事」が安心するものだという事を実感した。 皆で囲む食卓、iPadから流れるニュース動画などでその事を感じたが、以下の出来事に ...

北海道胆振東部地震

ちょっと話を横道にそらすが、母の話と北海道民気質について書こうかな。 私の母は昔は免許を持っていなかった。 あまり運動神経の良い方でもないし、恐らく一生免許を持 ...

北海道胆振東部地震

地震以降消防車や救急車のサイレンはひっきりなしに鳴っていた。 そんな中、一つのサイレンが近づいてくる。 消防車は自宅のすぐ目の前で止まった。 固唾を飲んで見守っ ...

北海道胆振東部地震

電気が復旧して実家で晩御飯をご馳走になった後、自分のマンションに戻った。 もちろんエレベータは動いていないので、非常階段を上ってだ。 恐る恐るブレーカーを戻すと ...

北海道胆振東部地震

地震のあった日から二日後の土曜日。 電気の復旧もだいぶ進んだこともあり、ガソリンスタンドの渋滞も随分緩和された。 幸いにも30分弱の待ちで「上限3,000円」な ...

北海道胆振東部地震, 食・酒・日常, その他

苫小牧から八戸に向かう船の中。 何度も乗船したことがある深夜発~早朝着の深夜のフェリーだ。 昔から船は好きでエンジン音もいつも通り心地よく感じた。 この日も寝る ...