北海道大震災 その12 最終章~元気です!北海道~

2018年10月3日

地震のあった日から二日後の土曜日。
電気の復旧もだいぶ進んだこともあり、ガソリンスタンドの渋滞も随分緩和された。

幸いにも30分弱の待ちで「上限3,000円」ながら給油をすることができた。

直伝屋での営業は10:00~16:00を予定していたが、食材切れで14:00で閉店。
お客様には申し訳ないことをした。

その後、夜までに切れていた食材を調達することができたので、急遽20:30より営業を再開。
昨夜まで停電で真っ暗だったすすきのも明かりが灯った。

それでもひっそりしていることを覚悟したが、思いのほか人は出ていた。

ただし!!あくまで「地震の二日後にしては」とか「前夜まで真っ暗だったすすきのなのに」という冠がつく。
客観的に見ると人出は通常の土曜日の数分の一~数十分の一という少なさではある・・・。

実はこの日の朝から
「大きな余震が来る」
というデマが出回っていた。

自衛隊の隊員が地鳴りを聞いたとかなんとか・・・。
デマだと多くの方がわかっていたようだが、それでも気持ちの良いものではない。

そんな中でもこうやってすすきのに人が歩いている姿を見るとほっとする。
「人恋しかった」のかも知れないし「不安だったから」なのかも知れないし、あるいは「安心したから」なのかも知れない。

理由はなんだっていい。
こんな中、すすきのまで出てきてくれた人には感謝したい。

ただ、あくまでこの日の人出は「地震の二日後にしては」という程度のものだ。

その翌日以降、ずっと自粛ムードが続いているのかすすきのは閑散としている印象は否めない。
観光客が激減している中での地元民の自粛ムード。。。。
なじみの店の店主さんは「キャンセルの嵐。死活問題」と頭を抱えていた。

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今回北海道を襲った大地震は確かに今まで経験したことのない大きな揺れと、北海道全域の停電という未曽有の事態に陥った。
確かに震源地の厚真町付近では深い爪痕も残っており、復興には時間がかかると思う。
被害にあわれた方に対しても悲しい気持ちに道民の皆が思っていることだと思う。

その一方、誤解を招きそうで表現が難しいのではあるが・・・。
『これだけ大きな地震と大規模な停電があった割には被害が少なかった』
というのも事実だと思う。

今では物流もほぼ復旧し、ガソリンスタンドの行列もない。
スーパーには野菜も十分に並び、牛乳や豆腐、そして遅れていた納豆も並び始めた。
今朝は苫小牧東の火力発電所の一部も今日明日には再稼働をするとのニュースも飛び込んで来た。

個人的なニュースとしては実家の台所の水道も数日前に復旧した。

そう!北海道は元通り元気です!とあえて言いたい

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しつこいようだが、被害にあわれた方、未だ苦しんでいる方がいることはわかっている。
その方々の事を考え心を痛めることは大切なことだと思う。
でも・・・。
人間の心はそんなに単純ではなく、「悲しい気持ちを抱えながらも前向きになれる」と思っている。
不謹慎という方もいるだろうが、「悲しい気持ちを持ちながら笑い、幸せを感じることもできる」と思っている。

悲しいから自粛、かわいそうだから自粛・・・。
それじゃあダメなような気がしている。

観光産業を大きな柱にしてきた北海道。
残念ながらしばらくは客足が落ちるのは間違いないだろう。
そんな今だからこそ、何かしなくちゃいけないんだと思う。

先日のニュースでは
『宿泊予約キャンセルは延べ94万2千人分で、影響額は117億2500万円。
飲食費や交通費なども含めた観光消費影響額は292億円に達すると推計している。』
と報道されていた。

今我々にできること・・・。
その一つが積極的に経済を回していく事なんだと思う。

※上記はデザイナーさんの許可を得て利用しております。

 

『試される大地』という北海道のキャッチコピーをご存じだろうか?
1998年~2016年まで使用されていた北海道庁が展開していたイメージコピーである。
(現在は『その先の、道へ。北海道』になっている)

今こそ「試されている」のかも知れない。

電気が復旧し物流も元通りになった。
でもあえて言うなら「ここから」なんだと思う。

さぁここから頑張りましょうよ!
北海道の皆さん!!

そして道外の方、海外の方・・・。
北海道に来てください!
これから北海道はさらに良い季節になります。
美味しいものも沢山登場します。

遅れて開幕したオータムフェスト。
楽しくておいしいものが沢山ですよ(^^)/

 

皆さんの来道・来札を心よりお待ちしています。

(完)