札幌Fuji屋 すすきのから移転前の辛化つけ麺
「これヤバーイ!」
若い人たちの間で良く使われる言葉ですね。
で、このヤバイって言葉、ワタクシの世代だと「まずい事態」や「良くない状況」を表す時に使ってきたのです。
ところが彼らの「ヤバイ」=「非常に良い」という時にも使われるから厄介。
「例えば、ここの肉料理ってヤバくね?」
なんて言うと、『かつてないぐらい美味しい』という意味で使われたりする。
もちろん「良い意味だけ」で使ってくれればそれはそれでわかりやすいのだが・・・。
「冷蔵の肉がちょっとヤバくね?」
なんて言うと『賞味期限がとっくに切れている』時にも使ってくれちゃうから困る。
同じ「肉」の事を指しているにも関わらず・・・。
判断が非常に難しいのである。
とはいえ、ワタクシ、割と頭は柔軟な方なので、若者のそんな言葉を排除するのではなく、受け入れる方向で目下勉強中なのである。
時々私も良い意味で使うようにしはじめている。
さて、札幌Fuji屋なのである。
なんと、ここすすきのでの営業は10月5日までで移転をしてしまうとのこと。
11月下旬からは東区にお引越しとのこと。
しかもメニューを刷新するらしい。
それは食べに行かなくちゃっ!ってことで行ってまいりました。
大好きな辛化つけ麺をいただかなくちゃね。
ここの辛化つけ麺は
・通常
・2倍
・4倍
と倍数で来てるから・・・。
次は「8倍」となるところですが、これを「はちばい」ではなく「ヤバイ」と表記するのがシャレが効いててステキです^^
はい!
冒頭の流れから言うと、私は「ヤバイ」を頼んだと思うでしょう?^^b
・・・4倍にしました(-_-;
「ヤバイ」も何度か食べていますが、私にはちょっとヘビー過ぎて、文字通り「ヤバイ」のです^^;
・・・あ、こちらは「キャパを越えている」という意味で昔ながらのマイナスの意味として使っております。
こちらは同行者が注文した「ヤバイ」です。
写真ではわかりにくいですが、4倍よりさらに暴力的な赤い色をしております。
で、ここのつけ麺。
何よりまず麺が美味しい!
滑らかな口当たり、弾力ある食感、そしてわずかな甘みを感じる味わい・・・。
かなり好みのど真ん中の美味しい麺。
その麺がこのがっつり辛みの効いたスープを纏うと・・・。
「めっちゃヤバイよっ!(*o*)」
ってなります。
若者風に「良い意味」で使ってみました。
あっているよね?
4倍でも十分に辛いんだけど、時々お口直しにキャベツをいただいたりなんかすると、また刺激を求めて箸が止まらなくなっちゃう。
辛いけど美味い!ってのはこういうのを言うんだよね。
スープそのものの美味しさを味わいたいなら「醤油つけ麺」。
さらなる刺激を求めたい人には「ヤバイ」を試すのも良いかも知れません。
ところで、冒頭の「ヤバイ」の解釈の仕方なのですが・・・。
どちらかと言えばここ最近は「良い意味で使う事の方が多い」らしいから、いっその事「すべて良い意味で解釈する」ってのが良いかも知れない。
例えば「冷蔵庫の肉がヤバイ」ってのも、賞味期限を気にせず「美味しい肉が冷蔵庫に入っている」と解釈して食べちゃうとかね。
あ、そういえば、最近「マンボウさん最近体型がヤバイ事になっていませんか?」とか「体重がヤバイんじゃないですか?」なんて若い子に言われてるけど・・・。
「いい感じのデブ」
って褒められているってことでいいのかな?
解釈あってる?
・・・よね?
で、
「その解釈はヤバイわ~」
なんて言われたら
「プラス思考を褒められた」という事でいいんだよね?
解釈一つで若者との良きお付き合いができそうですし、人生もちょっぴり楽しくなりそうだね^^b
DATA
札幌Fuji屋
札幌市中央区南4条西3丁目 No.1グリーンビル 1F
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