奥尻旅行記~その2~ 行者ニンニク採り

北海道の札幌近郊では例年4月下旬から行者ニンニク(アイヌネギ)が旬を迎える。
道南エリアはもう少し早く4月上旬から採れるようになる。

札幌近郊での旬が待ち切れず、毎年4月上旬には函館や今金方面まで初物を採りに行くのがここ数年の慣例だった。

で、北海道で一番早く旬を迎えるのはどうやら奥尻島らしい。
札幌ではまだ平地でも雪が残る3月中旬~下旬には旬を迎えるというのだ。

それもあっていつか行きたいと思っていたのだが。。。。

なんせ以前は江差か瀬棚からのフェリーしかない。
フェリーで数時間、いやそこに行くまで4~5時間かかる上に、1日1便~数便しかないと来るともはや「海外旅行」よりハードルが高かったのである。

それが丘珠~奥尻の飛行機の航路が出来たんだから・・・行くよね~^^

今年は例年より雪解けが早く、札幌近郊でも二週間ほど早く行者ニンニクシーズンが到来した。
ここ奥尻も同様で例年より2週間ほど早くピークが来たらしく、3月下旬には既に
「もうピークは過ぎたよ」
と山菜名人の宿の女将に失笑された。

それでもあちこちの道路わきに車が停まっており、シーズン終盤とは言え、まだまだ旬な時期のようである。

当然初訪問でポイントがわかっているわけではないので苦労もした。
結構川の上流まで苦労して行った割には収穫がなかったり・・・。
その一方で舗装路のすぐ脇で簡単に見つかったりして
「え?こんなところに?」
なんて驚く事もしばしば。

旅館の女将さんの言う通り葉が開く直前の極上ものとは行かないが、ジンギスカンメインの私にとっても最高の採り頃のものが沢山採れた!

見て!この動画!
アスパラ並みに太いのまであるんだからびっくり(*o*)

いやテンション上がる上がる・・・^^;

普段山菜採り、特に行者ニンニク採りでは「熊との遭遇」が非常に怖い。
だが奥尻島には熊がいないのが嬉しい!

生態系の頂点は「タヌキ」らしい^^

まあタヌキだって襲わないとは限らないけど、熊と比較するとね^^;
安心して採取に集中できるのも嬉しい。

それと奥尻島の行者ニンニクは匂いが強くないのが特徴。
良く言えば食べやすい、悪く言えば野性味が足りない気がする。

人によっては物足りないという人もいるかも知れない。
だけどその分甘みが強く感じられる気がする!

匂いが強くないのは、生態系の頂点が狸だから天敵が少ないというのもあるのかね?
・・・知らんけど(笑)

それにしてもこれだけ太くて形の良いものを知ってしまうと・・・。
札幌近郊のいつもいく山だと物足りなく感じてしまう気がする。

実際今年は本格的な行者ニンニク採りはこの1回だけで終わってしまった。
多忙だったというのもあるけどね。

お酒でも辛さでも、あるいは薬物でもそうらしいが「徐々に強いものを求めるようになる。そして戻れなくなる」というよね。

「これを知ってしまったら・・・」ってヤツですか(笑)

その意味では「行者ニンニク」ジャンキーとして戻れないところまで来てしまったかも^^;

さて、札幌に帰ってきてからのお楽しみは・・・。

やっぱりジンギスカンでしょう!
コストコでラム肉を買ってきて、ホットプレートで焼く!!

いつもは母特製のつけダレに漬け込んでから食べるのであるが、この日は時間がなくそのまま焼くスタイルに。
でも、朝もひとしきり奥尻で遊び、昼の飛行機で帰ってきて、そのままコストコ→即ジンパという流れを考えると・・・。

飛行機バンザイだね^^

味はもちろん最高!!
ジンギスカンと行者ニンニクの組み合わせってなんてステキなんでしょ^^
そして、奥尻産は噂通り匂いは強くないが甘みが強くて美味しい!

宮部みゆきの小説に「レベル7(セブン)」というの大好きなミステリーサスペンスがある。
その紹介文の冒頭に「レベル7まで行ったら戻れない――謎の言葉を残して失踪した女子高生・・・」というのがあるのだが、そのフレーズを思い出した。

「奥尻島まで行ったら戻れないーー謎の言葉をつぶやいた山菜ハンター・・・」
って感じです。

もちろん収穫には大満足なんだけど。。。
ヤバイやつを知ってしまった・・・という贅沢な思いもちょっとあったりする(笑)

人間の欲って怖いわ(笑)^o^

(もうちょい続く)

今日の一言
   満足の
    向こうに自分の
      欲を見る

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