ウド採り開幕2022!

山菜の中で一番好きなのは何?と聞かれるととても迷う。
でも、行者ニンニクとウドとタケノコがトップ3かなぁ。

行者ニンニクシーズンが終わるとウドとタケノコシーズンなのだが、その間少しだけ間が空く。
今か今かと待ち望み、パトロール(?)に勤しむ毎日なのです。

まだ早いかなぁ・・・。
でももしかしたら・・・。

そんな思いで布団から飛び起きる午前3時!

大体これだけ残雪が残っているときはダメなんだよね(-_-)
自分の中で「あくまでパトロール」と言い聞かせながらも期待はまだ捨てない。

一縷の望みを持って、ウドのありそうな斜面を眺める。

ちなみに、この写真でウドがありそうなのわかりますか?

赤丸で囲ったのがウドガラと呼ばれるウドの枯れ茎。
これを目印に探す。

下から見る限り、生えているようには見えない。

でももしかしたら・・・。

近くで見たら生えているのかも!

この距離で収穫サイズのものが見えないってことは近くに行っても無いのにね。
そう思っちゃうから馬鹿だよね~^^;

写真で見るとわかりにくいけど、結構急な斜面。
行者ニンニクを採る斜面に比べると、ケガをするほどの高くて急な斜面ではないけれど、足場は滑りやすく登りにくい。
何度もずり落ちる。

それでも、苦労して近くまで行くと・・・。
ほらね!あるにはあるけど、びっくりするぐらい小さい。

わかっていたけど、明らかにまだ時期が早い。
それなのに

もしかしたら・・・。

斜面の一番上はもっと日当たりが良いからてっぺんまで登れば育っているかも!
さらにそんな風に考えてしまい、斜面を登り始めちゃうからタチが悪い。

はい!
苦労して上った斜面の頂上も同じです。

これはこの周辺はどこもこんなもんだろうな・・・。
そう思いつつも

でももしかしたら・・・。

他の山なら出ているかも知れないと考えてしまう。
周辺の日当たりの良さそうな山の地形を脳内検索!

はい!
日当たりが良いと思っていた山はもっと生育が悪かったわ!

わかっちゃいたのに、どうしてこう都合よく解釈しちゃうんだろう。

タランボ(タラの芽)ももうちょっと。
結局収穫はゼロ!

~~~~

一週間後。
たった数日気温が高い日が続いただけで状況は一変するから面白い。

出てる出てる!^^
めちゃめちゃテンションが上がるわ。

これぐらいのサイズだと丸ごと天ぷらにして美味しいサイズ!

細いものが多かったけど、一週間で面白いぐらいに成長しているからパトロールがやめられない!
こういうことがあるから「もしかしたら」なんて思っちゃうんだろうね。

ウドは根元からナイフなどで切るのだが、その時の水分を含んだ「シャクッ」という音と、切った瞬間に広がるウドの独特の香りがたまらない。

楽しい♪^^

タランボもちらほらいいサイズが出始めている。
売っているものはこれぐらいのサイズだけど、個人的にはもっと大きく育ったものの方が好き。

一番日当たりの良い場所ではこれぐらい成長しているものもちらほら。

ウドとタランボの収穫の一部。

~~~

さらに別な日5/15の日曜日。

まだ先だろうと思っていたタケノコ(ネマガリダケ)も採れ始めた。

いつもなら出勤前の朝活なので短期決戦だがこの日は休日。
せっかくの休みなのでタケノコとウドのダブルヘッダーをしようと姉貴と山へ繰り出す。

まぁタケノコの話は長くなりそうなので又別な機会にしよう。

いや~採れたね^^

ウドは定番の酢味噌和えに・・・。

やっぱり最高なのは天ぷら。
タランボも美味しいけど、ウドの天ぷらは個人的に天ぷらチャンピオンです!

水泳の萩野公介と入江陵介が違う時代に生まれていれば二人ともその時代の絶対王者だったかも知れない。
同じようにウドとタランボの採れる時期が違えば我が家でもどちらも天ぷらという競技ではチャンピオンだったのに(笑)

・・・何の話をしているやら。

ちなみに味噌マヨネーズが合うチャンピオンはタケノコです!

ついでに、ウドでカレーを作ってみた。
さすがにウドでカレーはないだろうと思いつつ・・・。

でももしかしたら・・・。

なんて思って作ってみた。

そのほろ苦さがスパイスと良く合って、思った以上に美味しかった^^

カレーという競技のチャンピオンには程遠いけどね^^;
これはこれでアリでした。

これからワラビも採れるようになるし、コシアブラやシドケも採りに行きたい。
毎朝のパトロールが忙しいけど楽しい時期です^^

「今日の一言」
  筋肉痛
    忘れて飛び起き
      独活(うど)の夢

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