胡月にて別府冷麺

コロナ禍で開催もめっきり減っていた北海道物産展。
今年は全国各地で開催されている様子。

ということで、大分県で開催される北海道物産展に直伝屋も呼んでいただきましたので久しぶりの九州出張。

お客さんも楽しみにしてくれていたようですが、出店するこっちもテンションがアゲアゲ!

もうね、行きの飛行機の中からテンション高め^^;

大分空港に降り立つと、さすがに温泉の街大分。
中々の温泉アピール。

空港の中に足湯があるってのもスゴイね。
テンション上がっているところでお湯につかるとのぼせちゃうかもね^^;

さて、美味しいものが多い大分県。
そんな中でピクっと反応したのが「別府冷麺」なるもの。

アゲアゲの気分を落ち着かせるには冷たい麺がよろしいかと。

別府冷麺の歴史は長く、どうやら戦後すぐの1950年ごろからのご当地名とのこと。
その系統は大きく太麺の「専門店系」とつるつる中細麺の「焼肉屋系」に分類されるらしい。

ざっくりとした分類だけどね。

専門店系でも色々と麺やスープの感じは違うらしいが、気になったのがこちらの「胡月」というお店。
何やら麺がオンリーワンのかなりムッチリ系らしい。

冷麺と並んで「温麺」も人気らしいが、その温麺を辛くした「ビビン温麺」なるものもファンの多いメニューらしい。
辛い物好きだもの、選ぶよね~^^b

二人でビビン温麺と冷麺の2つを注文。

先に運ばれてきたビビン温麺。

むっちりした麺はモチモチで美味しい。
「冷麺」系の麺だからもっと食べにくいのかと思ったが、とても食べやすい。

少し歯ごたえのある丸うどんという感じ。

辛さはピリ辛をチョイス。
うん、このピリ辛感はいいね!

優しいお出汁の感じと食欲を刺激するピリ辛感。

これはファンが多いのもわかる。

とはいえ・・・もっとムッチリがっちりした麺を想像していたのにやさしい味わいにちょっと肩透かし感があったのは否めない。

ところが!だ!

続いて運ばれてきた冷麺を食べてびっくり!

なにこれ~!
がっちりムッチリのめちゃめちゃ弾力の強い太麺。

「着やせするタイプで、脱いだらすごいんです!」

・・・いや違う。
「冷水で締めたらすごいんです!」
ってぐらい全く別な表情を見せてくれる。

啜った麺が口の中で暴れるがそれもまた楽し!

いや~これはハマるわ。

そして、昆布出汁の良く効いたスープ。

パンチのある麺にも関わらず、このスープが思いのほか負けていない。
別府冷麺・・・他のお店も行きたいところだったけど、時間がないから今回はここの一軒だけ。

ほら、別府だもの。
いたるところで湯けむりが上がっているもの。

温泉にもつからなくちゃね^^;

ふらっと立ち寄った「桜湯」という温泉。

これまた良いお湯でございました^^
リラックスして思わず仕事で来ていることを忘れそうになったわ。

別府冷麺、きっと奥が深いんだと思う。
いつかその奥の深さを探ってみたいね。

DATA
胡月
大分県別府市石垣東8-1-26

「今日の一言」
  湯けむりを
    見ながらすする
      冷えた麺

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