麺処おともやん~日本一若いラーメン店主のお店~

最近韓国ドラマにはまっています!
「トッケビ」「ミセン」「マイディアミスター」どれもメチャ面白かった!

この機会に韓国語を覚えようかと思ったのですが・・・。
どうやら語学を覚えるのには3歳~10歳までに始めないと手遅れらしい
(※諸説あり、結局はいくつからでも努力次第なんだろうけど)

うん、手遅れにも程があるね。

さて、物事を始めるには早い方が有利な事が多いけれど、その一方で経験やキャリアが必要なものもあると思っていた。
社会経験の全くない新入社員に重要案件は任せられないとかね。

その意味ではラーメン作りもあまりに若い人には難しいんじゃないかなぁ~・・・と思っていたのはついこの間までの話。

はい!
前置きが長くなりましたが、人気店Mari iidaの高校生の息子さんが手掛ける「麺処おともやん」。

なんと彼の店主デビューは15歳の時(*o*)

正直その時には「まぁ経験を早くから積むのはいい事だけど、味やクオリティは期待しない方がいいかもなぁ」なんて思っていた。
ところが、そのデビュー直後から提供メニューが非常にそそられるメニューばかり。

メニューを見ただけでラーメンが大好きで料理の知識も豊富なのが伝わってくる。
食べたいと思いつつ中々タイミングが合わず・・・。

ようやく行けたのがこの「下町ノ中華ソバ ムカチョー」というメニューの日。

もうね、見るからにオーラが出ているでしょ^^/

下町で中華そばでムカチョーって・・・そそられるフレーズが並ぶ!
しかも事前情報によると「永福町大勝軒インスパイア」だとか。

煮干のしっかり香るスープは確かに下町風ではあるけれど、その旨味の割には雑味やエグミが無い!
「これ以上効かせたら嫌味になる」というギリギリのところまで煮干しを攻めつつ、いやらしさが全くない。
言うならばら洗練された味わい。

この辺の感覚だけでも「センスすげっ」とか思っちゃった。

麺は縮れの強い中細麺。
永福町大勝軒系は柔らかめに仕上げるところが多いけど、中心にほんのり白い部分の残るアルデンテ仕上げ。

この感じ好き^^/

そしてワンタン!
このちゅるちゅるの皮、適度な餡のツメ具合。

もしかしてオレの好みを知ってた?ってぐらい好みにぴったりでした(笑)

最初は「高校生だし・・・」と甘めに評価してあげようなんて思っていたのにとんでもなかったね。

まぁ、一つ一つ丁寧な仕事をして準備していたのが伝わってくるし、厨房内での動きもお見事。
甘めに評価とかおこがましかったわ^^;

素直にスゲー美味しかった!

もひとつこっちは10月後半の限定。

「本物の汁なし担々麺」
世界一の魯肉飯(ルーローハン)付きだって!

『本物』とか『世界一』とか・・・前回の「下町ノ中華ソバ ムカチョー」を食べていなかったら「ずいぶん大きく出たな」と思うところだけど、前回の大満足があったので「期待せずにはいられない」というワクワク感でお店に向かう。

7種類のスパイスと醤で仕上げたもの。
本場ではゴマを使わないことに倣ってあえて胡麻は使っていないとのこと。

もうね、口に運ぶ瞬間の香りが素晴らしいの!
適度な花椒のシビレに箸がとまらない。

ストレートのこの麺も相性抜群。

この魯肉飯(ルーローハン)も八角やら五香紛(ウーシャンフェン)やらの中華系スパイスの香りをまとった肉がメチャ美味!

ドンブリで食べたいぐらい^^;

そして「サービス」と言われて提供されたスープ。
これがまたメチャ旨。

サービスのレベルじゃないわ・・・。
まぁMari iidaのスープがベースなんだろうから当然と言えば当然か。

〆には残った魯肉飯(ルーローハン)は追い飯代わりにドボン。
美味しい担々麺の肉みそと相まって最後まで幸せ^^

麺処おともやんの店主は現在はまだ17歳の高校生。

いやはや恐るべし高校生店主!
引き出しの多さにも驚かされるね。

ちなみに彼の将来の夢は「学校の先生」とのこと。

「ラーメン店主じゃないんかいっ」

 

思わずツッコみたくなるけど・・・次回も彼の作るラーメンを食べたいね。
次の引き出しの中身も見せて欲しいな。

DATA
麺処おともやん(Mari iidaの限定不定期営業)
札幌市白石区北郷4条12丁目6−1

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