麺屋はる吉@北見 ~彩未DNAのThe札幌ラーメン~

久しぶりの北見での仕事!
いや、宿泊は社会人になって初めてかも知れない。

昔両親が美幌に住んでいた時期がありそこに泊まった事、高校時代の友人が北見の大学に通っていたので遊びに行ったことはあるが既にうん十年も昔の事。

その後は道東エリアに出張しても宿泊先は網走だったりちょっと離れるけど釧路だったり・・・。
中々北見に泊まる機会って無かったんだよね。

北見に泊まりとなれば・・・行くよね~^^
麺屋はる吉!

札幌のキングオブ札幌ラーメン!
The札幌ラーメンと言っても良いであろう彩未。

その彩未で修業をされた方が地元北見で独立オープンしたお店が麺屋はる吉である。

え?餃子なんてあるの?
めちゃそそられたのであるが、打ち合わせは午後一。
あまり臭いをさせるのものなぁ・・・とか思ったけど・・・。

考えてみたらバリバリにニンニクの香る味噌ラーメンを食べるのに何を躊躇する必要があったのだろうか?
今思うと注文しなかったことを激しく後悔^^;

そしてみそ塩醤油以外にもそそられるメニューが沢山あるではないか!
彩未で個人的に一番好きな辛醤油やら、ホルモンの美味しい北見らしくみそホルや塩ホルなんてのがあるのもそそられる!

そしてお魚しょうゆらーめんになっとうらーめんだと!!(*o*)
あれもこれも食べたかったけど・・・。

大人しくまずは味噌をいただきましょう!
あ、ライスは必須ね!

彩未の奥店主が
「ラーメンの作り方は教えないけど、ご飯の炊きかたからまずはしっかり教える」
と言っていたことがある。

笑いながらの冗談交じりの口調ではあったが、目は笑っていなかったからきっと大マジなんだろうね。
彩未のご飯の美味しさは札幌のラーメン好きなら誰もがご存じの事と思う。

調理を始めるとお店に漂う香ばしい香り・・・。
そしてお店の中に響き渡る中華鍋の「カコッカコッ」というリズミカルな音・・・。
次々と訪れるお客様をよどみなく案内するスムーズな接客・・・。

あぁ・・・食べる前から「間違いなく彩未DNAだ!」と随所に感じる。

そんなワクワクの中運ばれてきた味噌ラーメン。

はい、優勝!^^/

一口食べればわかるそのすごさ。
失礼ながらこんな北海道のはずれの北見でこんなに本格的な札幌味噌ラーメンが食べられるなんて・・・。

このラーメンが好みじゃないという人がいたら、ちょっと連れてこいっってなもんです!
少し正座させて説教するわ(笑)

いや、それは冗談。
ラーメンばかりは好みがあって十人十色。

でもね、これだけは言える。

このラーメンが口に合わないなら、札幌ラーメンというジャンルがそもそもあなたには合わない!と。

麺は彩未と同じく森住製麺製。
やや黄色味が強く、もっちりとぷりぷり感のあるこれまた代表的な札幌スタイルの麺。

麺もスープも最高に美味しい^^

ネギは知る人ぞ知る京都の知七さんの九条ねぎ。

札幌でもここのネギを使っているお店が多いよね。

香りがいいのはもちろん、ちょっとスープに浸した時の甘みがイイんだよね~^^

そしてこのトッピングのキクラゲ!
これははる吉オリジナルのトッピングだけど、これがまた良いアクセントとなって食べるのが楽しくなる。

冒頭にも書いたご飯・・・。
さすが彩未DNA!!

ご飯の美味しさは秀逸。
そのままほおばるようにご飯だけ食べても美味しいけど・・・

チャーシューを一口かじり・・・
ご飯をほおばって・・・

スープで流し込むと、これ以上の至福ってある?って思っちゃう^^

彩未同様に生姜を溶かしていくとこれまた表情が変わってくる。
この生姜の風味と味わい。

確か彩未では高知産の生姜をこだわって使っていたと思うが、ここはる吉もこの素晴らしい風味は同じものか少なくとも国産の生姜なのは間違いないと思う。

あー・・・ラーメン大盛にすべきだった・・・。
あー・・・ライスを大盛にすべきだった・・・。

後半になるにつれてそう思ったね^^;

キクラゲのトッピングやオリジナルメニューに餃子の提供。
随所にはる吉のオリジナリティは感じる。

だが、味はもちろん、お店の中の空気まで「ああ・・間違いなく彩未DNA」と感じた。
一流店で受け継がれたのは味だけじゃなく心まで受け継がれていると思ったね。

店内の看板の「心の技ありて美味となす」というフレーズに思わず頷いてしまった。

北見は遠いから運転しんどいんだよなぁ・・・と思っていたのだが。

今や「次の北見出張はいつかな^^」とワクワクしている自分がいるのであった。

DATA
麺屋はる吉
北海道北見市中央三輪1丁目362番地8
TEL:0157-57-3779

「今日の一言」
  300キロ
   車走らせ
    味噌ラーメン

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