北海道大震災 その08 ~震災時に見た日常風景~

こういう時は「いつもと変わらない出来事」が安心するものだという事を実感した。

皆で囲む食卓、iPadから流れるニュース動画などでその事を感じたが、以下の出来事には「安心」というよりちょっと「驚き」さえ感じるものがあった。

1)新聞が普通に配達されてきた
いつもと変わらない時刻に朝刊がいつも通り配達されてきたのには驚いた。
新聞配達の方も明かりの無い中、しかも信号機が点いていな中、不安な心を抱えたままの配達だったろうに・・・。
もちろんトップニュースは北海道で起きた地震ではなく、前日北海道を襲った台風のニュースだった。
そして翌日は夕刊のみの見開きページだけではあったが新聞が届いたのは嬉しかった。
新聞社の方々も配達される方々も一被災者なのに・・・。

(※写真は9/10に駅で配られた「休刊日」返上の特別版)

 

2)ごみ収集車が来てくれた
当然ごみ収集車もこの日は来ないだろうと思ったら、普通に「ゴミステーション(※)」を回ってくれていた。
翌日はガソリンの手配の関係で来れなかったらしいが、その分その翌日に集荷に回るとのアナウンスが流れていた。
災害時のごみによる衛生問題は食中毒などの二次災害のきっかけにもなるから、これはありがたかった。

(※ゴミステーションって名称は北海道だけなんですってね(^^;写真は土曜日の収集模様)

3)ランニングする人ウオーキングする人がいた
夜明けとともに近所の様子を見て回ったが、その際にいつもと変わらずにランニングをしている人やウオーキングをしている人が結構いて驚いた。
私の家の近所だけかも知れないが・・・。
「何もこんな時まで・・・」
という思いもあったが、いつもと変わらなぬ光景に少し心が落ち着いたのも事実だ。

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正午を過ぎても断水は起きなかった。
ニュースで断水エリアの情報は流れてきたが、幸いにも実家はそのエリアに入っていなかった。

一方でネットはさらにつながりにくくなっていた。
iPadでニュース動画が見れないのはもちろん、TwitterやFacebookもつながりにくくなっていた。

ラジオが唯一の情報源へと再び逆戻りしていた。
そんな時、まず美唄~岩見沢で電気が復旧との一報が飛び込んで来た。

砂川の火力発電所を稼働させ、そこからの電力供給らしい。
その後、隣駅である「大麻駅まで電力復旧」との情報に続き、「市内の一部も復旧」との続報には喜んだ。

(これはそう遠くなく復旧しそうだ)

やはり夜が来るのが怖かったので期待せずにはいられなかった。

(続く)