函館イタリアンで二郎系「CALdo CALcio(カルドカルチョ・カルカル)」~G系×JIRO巡礼企画~

「餅は餅屋」とか「馬は馬方」、あるいは「蛇の道は蛇」なんて言ったりしますよね。
その道の専門家が優れているということわざだ。

そりゃそうだ。
美味しいお蕎麦が食べたければお蕎麦屋さんを選び、美味しいお寿司が食べたければお寿司屋さんへ行け!
そういう事でしょ?

神経衰弱で2枚のカードを合わせるのと同じぐらい、子供でも分かるわかりやすいことわざだ。

だが、最近函館の小学校では

「餅は餅屋」「二郎はイタリアン」と教えているそうだ。

 

「美味しい二郎系ラーメンを食べたければイタリアンへ行け!」ということわざが生まれたとか生まれていないとか・・・。

・・・ウソです(-_-)

だが、小学校で教えているとかことわざになっているとかはウソでも、函館で美味しい二郎系ラーメンを食べたければイタリアンへ行けと言うのは本当の話だ。

本格的なイタリアンを提供している「CALdo CALcio(カルドカルチョ・通称カルカル)」にてJIROラーメンとYEAHA系ラーメンを提供しているとのこと。
JIROラーメンはいわゆる二郎系ラーメンであり、YEAHA系ラーメンは家系(横浜家系)ラーメンの事である。

※ちなみに、ここカルカルさんでは「JIROラーメン」、以前にご紹介した麺てっぺんさんでは「G系」という呼び方をしている。
両店ともに二郎をリスペクトしたラーメンであり店主さんなりのこだわったジャンル名ではあるが、初心者にもわかりやすいようにあえて本ブログでは「二郎系」と書かせていただく事が多いのをご理解ください。

イタリアンでJIRO?

イタリア出身ジローラモじゃなくJIROラーメン??

やや「??」状態ながらお店に行くと、これが結構本気で取り組んでいることがわかった。

基本と思われるJIROラーメンだけじゃなく、つけJIROとかニボJIROや辛JIROなんてのもあるのか!!

野菜やアブラ・ニンニクなどが増せる(トッピング)のはもちろん、チーズや魚粉なんてトッピングもあり、メニューを見ただけですでにワクワクが止まらない。

こちらがJIROラーメン(超!!乳化系)。

オシャレなイタリアンレストランで提供されているメニューという事を忘れてしまいそうなやんちゃなビジュアル。

超!!乳化の言葉通り、しっかり白濁したスープ。
コクがすんごいの!

しっかりパンチがありながら、どこか優しい味わい。

コクのあるスープにアブラにニンニク。
弾力ある極太麺・・・。

これ極上の二郎系ラーメンじゃん!!

そしてこちらは辛JIROチーズトッピング。

担々麺風の味わいながらしっかり二郎系の特徴とパンチを併せ持つ。

弾力のある極太麺との相性も抜群!

ベースのスープにごまのコク、正油漬けの刻みニンニク、この辛JIROは個人的にかなり好きな味わい。
これ、かなり美味しいヤツでした!

イタリアンで提供される、二郎系の辛い味わいってことで、2つの変化球が混じった感じではあるが、先入観なしで食べて欲しいね。

チャーシューどーん!
しっかり肉本来の美味しさを感じるチャーシューがこれまた美味しい。

こういうところも含めてもちらりと店主さんの料理の腕とセンスを感じる。

二郎系=ワイルドなラーメンではあるが、二郎系=雑なラーメンではないという一つのお手本かも知れないね。

やんちゃ坊主だけど実は育ちはいいんだよってお子様みたいな、随所に店主さんのセンスがきらりと光るエッセンスも感じる。

麺てっぺん(麺TEPPEN)といい、このお店といい、二郎系ラーメンが熱くなってきた函館!
そんな風に思っていたら・・・。

麺てっぺんの店主さんのインスタを見たら、両店の巡礼企画なんてのが始まっているらしい。
両店を食べ歩きしながらスタンプをためるとか楽しすぎるじゃないの!!

麺TEPPEN×CALdo CALcio
G系×JIRO 巡礼企画!!

共同の食べ歩きを「巡礼」って表現しているところがそそられるよね^^

詳しくは両店の店主さんのインスタを参考にしてください
カルドカルチョInstagram
麺てっぺんInstagram

「二郎はイタリアン」ということわざを小学校で教えているってのは誰もがわかる真っ赤なウソだけど・・・。

「二郎系の本場でアツイのは函館」ぐらいは近いうちにホントに言われるようになってもおかしくない。

観光客がもう少し戻ってきたら・・・。
ジロリアンと呼ばれる全国の二郎フリークが函館に来る目的の一つになっているかもしれない。

DATA
CALdo CALcio
北斗市七重浜4丁目38

麺TEPPEN(麺TEPEN)
函館市港町1丁目13

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